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沢木耕太郎著「深夜特急」に憧れて「バックパッカー」になって人生が狂わされた男の話

   

沢木耕太郎著の「深夜特急」はバックパッカーのバイブルである。

「深夜特急」は私の人生を変えたと言っても過言ではありません。
「人生を狂わされる本に出会うほど幸せなことはない」
という格言がありますが
私の場合、沢木耕太郎著「深夜特急」に完全に感化されていました。
この本ははっきりいって「麻薬」です。
一度読んでみればわかるのですが、この本を読んだら、
今の自分の立場を何もかも投げ捨ててすぐにでも旅に出たいと思うはず。
いわゆる「海外旅行」ではなく「放浪の旅」。
普通の短期間の旅行にはない旅のおもしろさが存分に描かれているのです。
特にそれが作り話ではなく実際(おそらく)の話であるということが、
圧倒的なリアリティーを持って読者に迫ってくる。
それが旅への衝動を強烈に駆り立てる、それが『深夜特急』なのです。

深夜特急とは??

インドのデリーから、イギリスのロンドンまでを、
バス(特に路線バス、高速バスなどの乗り合いバス)だけを使って
一人旅をするという目的で日本を飛び出した主人公「私」の物語であり、
筆者自身の旅行体験に基づいている。
当初は日本からデリーまで直行してしまうつもりだったが、
途中2か所のストップオーバーが認められる航空券を手にした私は香港とバンコクを選び・・・、
様々な人々と事件に出会いながらロンドンを目指す。

バックパッカーは「ドラクエ」をやっているようなドキドキ感、ハラハラ感が『リアル』で味わえる

私は東南アジア、ヨーロッパ、オーストラリア、USAを半年位かけて回ったのですが、
もう毎日波乱万丈なのです。
毎日が見知らぬ土地での冒険なわけで、観るものすべてが目新しいのです。
途中、いろんな人々と出会って情報交換をして、分かれて、一人で新しい土地に向かう。
もうドラマチックじゃないですか。
今はインターネットやSNSの発達でその場でググれば情報が出てくる時代ですが、
私の時代はまだそこまで発達していなかったのが幸いでした。
ガイド本なんか持っていたら現地でカモられるので
現地で仕入れた情報と自分の感覚だけを信じて進む!!
これは味わったものしかわからない感覚なのです。
『根なし草感』『浮遊感』の気持ちよさといいますか、
朝起きたら『さぁ、何をしようか??』
という非常に贅沢な時間の使い方でした。
お金がなくても、街を歩くだけ、これだけで幸せなのです。。。

「劇的紀行 深夜特急」大沢たかおさん主演ドラマも必見!!

深夜特急は「劇的紀行 深夜特急」という題名でテレビドラマ化されています。
主演は大沢たかおさん。
出演当時の大沢さんの年齢は、確か沢木耕太郎さんが実際に旅をし始めた26歳。
あまり海外を旅した経験がなかった大沢さんが、
回を追うごとに本物の旅人になっていく様は必見です。

最後に

久しぶりに『深夜特急』を読み返してみると、深夜バスに乗りこみ、
砂漠の中の真っ暗な道を疾走している時の期待と緊張が入り交ざった
「あのドキドキ感」がいつでも再現します。
バックパッカーだった方は、本書を読んで、自分の熱い旅の体験を思い出しては如何でしょうか?
バックパッカーの経験はないけど、日々悶々と退屈な日常が続くばかりでつまらないと感じている人は
本書を読んで、作者の刺激的な旅を追体験してみてはいかがでしょうか?
(但、全てを投げ出して体1つで旅に出たくなってしまうかもしれませんので御注意ください!)

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